おとなひとり暮らしのごはん。

料理本編集者とは、料理家さんのお手伝いをしながら、料理本を作るのがお仕事。おいしいモノは大好きだが、自分で作って食べるモノはいたってフツー。そんな日々なごはんを何となくアップできたら。

チキンフレークス→チキンと野菜のエスニックパスタ。

週末を前にしていよいよ緊急事態宣言が発令されるのでは、と少しのキョーフを感じ、
トイレットペーパーを買うコトから、きょうのミッションはスタートした。
買い占めるつもりはまったくないが、昼間、店頭に並んでいるのを見たコトがないので
なくなる前に必要量のストックを補充しておきたい。
ありがたいコトに、近所のドラッグストアがオープンする9時少し前に行けば、
ゲットするコトができる。きょうは、5分前に行ったらすでに10人ほどが並んでいた。そして無事買うコトができ、ひとつめのミッションは終了。

ふたつめのミッションは、食料品を買っておくコト。
緊急事態宣言が発令されても、スーパーマーケットなどは通常通り営業するというが、
前回の小池都知事の「ロックダウン宣言」のとき、異常なほどのパニックぶりだった。
入店制限はするし、レジに長蛇の列が並ぶし、で超大変だったので
なんとしてもそれは避けたい。なので、適量の買い物をし、肉を冷凍保存する。
肉は「ポークフレークス」と「チキンフレークス」を仕込む。
ひき肉は生のまま冷凍すると、酸化しやすいし、次に調理に使うときがメンドーなので
(あくまでも個人的な感想)炒ってよく冷まし、ジッパーつきのポリ袋に入れて保存。
使う分だけをポキッと割って使えばいいから、便利だと思う。

フッ素樹脂加工のフライパンにひき肉を入れ、水分を飛ばしながら、
ポロポロになるまで中火で炒る。脂が出てくるので、ペーパータオルで取り除く。
こうするとひき肉独特のくさみが消え、うまみがぎゅっと凝縮する。
しかも低カロリーになるのがうれしい。

3つめのミッションは、「チキンフレークス」でお昼ごはんを作るコト。
スーパーマーケットでエスニック風のユニークな麺がないかとあれこれ物色するが、
見つけるコトができず、「家にあるスパゲッティでいいか」という結論に至った。

フライパンにオリーブ油、にんにくの薄切りを入れて両面を焼き、
こんがりとしたらにんにくを取り出す。油ににんにくの香りが移って香ばしい★

フライパンを中火で熱し、玉ねぎの薄切り、エリンギの細切り、チキンフレークス、
赤唐辛子の小口切り、豆もやしを入れて炒め、塩、こしょうをふる。

ゆでたスパゲッティ、ピーラーでそぎ切りにしたにんじん、ざく切りパクチー、
マーマレード、ニョクマムを加えて手早く混ぜる。
にんにく、炒った松の実を散らし、サラダ菜とスライス玉ねぎを添えて完成〜。
スパゲッティは乾麺でたったの65g。
その分、野菜をたっぷり、肉でしっかりたんぱく質をとれるごはんです。

編集した本が、いよいよ発売されました〜。料理家の大西綾美先生の
「1時間で10品超時短つくりおき」です。西東社刊で、1200円。
充実度満載の1冊です。おうちにこもりがちな今こそ、料理で元気に!
撮影は南雲保夫氏、スタイリングは宮沢ゆかさんの鉄板チームです。

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