おとなひとり暮らしのごはん。

料理本編集者とは、料理家さんのお手伝いをしながら、料理本を作るのがお仕事。おいしいモノは大好きだが、自分で作って食べるモノはいたってフツー。そんな日々なごはんを何となくアップできたら。

牛すじ煮を仕込む

もはや、日々ルーティーンの一部になっているのが、牛すじ煮を作るコト。ちょっと煮るのに時間はかかるが、安いし、おいしいし、フレキシブルに料理に使える。
もう数えきれないほど試したが、ある日やっと着地点を見つけた(ような気がする)。
きょうは、成城石井に行ったらなかったので、お隣の大型スーパーマーケットで購入。石井は100gで220円だが、そこは188円。かなり安い。
私が作る牛すじ煮は、居酒屋さんなどで提供される甘辛くって、濃厚な味ではなく、さっぱりとした甘みのみりんで仕上げた味。だから、牛肉変わりに炒めものやパスタに使ったり、ピザの具にしたりもする。そして重宝するのがその煮汁。うどんやラーメンのスープに加えたり、炒めもののかくし味に使ったり。とにかくエラい!

一度に500g〜600gの牛すじ肉がうちのストウブ鍋で煮るときの適量。煮終わったらよく冷まし、4等分にして冷凍保存。なくなったら、ソッコーで作る。

まず、牛すじ肉とたっぷりの水を入れて煮立てる。煮立ったら弱火にし、4〜5分ゆでる。

ざるに上げて水けをきり、流水で表面のアクをていねいに取り除く。一口大に切る。

ストウブに牛すじ肉、水5カップ、赤唐辛子、しょうが、にんにく、長ねぎの青い部分を入れて中火にかける。煮立ったら弱火にし、1時間ゆでる。
以前は長ねぎを入れずに作っていたが、ある日、偶然あったので投入したら、やはりひと味違う、深みが出る。以来、牛すじ用に捨てずに冷凍保存している。

しょうゆ、焼酎(または酒)各大さじ3、みりん大さじ2、塩小さじ1を入れてさらに15分煮る。いろんな本やネットで煮る時間を検索したが、もっと長いものがほとんど。私はちょっと歯ごたえが残るくらいが好きなので、このくらい。味つけ、煮る時間はお好みで。

今夜の晩酌のおとも決定。青ねぎをたっぷり散らして麻辣粉(粉唐辛子と花椒のミックススパイス)をふって。

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