おとなひとり暮らしのごはん。

料理本編集者とは、料理家さんのお手伝いをしながら、料理本を作るのがお仕事。おいしいモノは大好きだが、自分で作って食べるモノはいたってフツー。そんな日々なごはんを何となくアップできたら。

断捨離は続くよどこまでも。食器編

2年ちょっと前、現在のコンパクトな1LDKの部屋に引っ越してきた。
そのとき、ここを終の住処にしようと強く思い(きっと引っ越したくなるだろうが)、
不要なモノは捨てるだけ捨て、食器と言わず、調理器具と言わず、洋服や靴なども
処分しまくった。結果、家の中は、ホントに必要なモノだけに厳選された。
最初は「こんなに狭くて大丈夫か、わたし」と思っていたものの、慣れてくると
必要なモノしかない空間って、こんなに快適だったのかと実感するようになった。
断捨離の醍醐味じゃん。「迷わずにモノが見つけられる」って当たり前のようだが、
マジですばらしい!


食器を収納している場所は2カ所。まずはキッチンのコーナーに設置した、
鉄製のチェストの上2段。鉄製なので、オーブンレンジを上に置くコトもできた。
中央から下の段は、コピー用紙や布を収納している。

ふだん使いの食器を収納。引っ越しのときにすべての食器を洗い、
ポリ袋に入れて持ってきた。ポリ袋のまましまって埃除けにしている。
いつでもキレイな状態で使えるので、もう一度洗う手間もいらず、気持ちがよい。

もう一カ所はキッチンのシンク上にある天袋。ここには、グラスやお客さま用の大皿、
ボウル、密閉容器などを収納。奥行きがあるので、大きめの皿を入れても 大丈夫。

最近断捨離したモノ。スポンジラック。シンクの壁に設置していたが、
ずれてくるし、キレイに洗えないしで、思い切って処分した。
変わりにS字フックにかけたら、水切れもよくなり、すっきり〜。

スポンジはいろいろなカラーを揃えて、楽しく買い置きしている。
これらは、あの有名な亀の子たわしメーカーから販売されているモノ。
スポンジ界には、今までなかったシブめカラーが何ともステキです。
コップも食器も、シンクもコレ1個で洗って1〜2週間とかの、短めのローテーションで使いきるようにしている。見た目だけでなく、泡切れ、水切れもバツグンです。
シーズンごとの限定カラーも出るので、新しい色を見るとつい買ってしまう。
安いし、そんなにかさばらないしというコトで、多めにあってもよしとしている。

とにかくモノは収納して、目にモノが入ってこないすっきりとした空間が好き。
だが、この計量カップとピーラーだけはS字フックにかけてオープンな感じにしている。
以前は見えないところに収納していたが、意外と頻繁に使うのでこのようなスタイルに。コレが超便利! いちいち捜しに行かなくていいし、ステンレス素材なのでまわりとも
マッチしている。

鉄製チェストとおそろいのケース。中には、ひもやガムテープなどを収納。
こういうクールな質感がとても好み。

市販のラーメンをおいしくヘルシーに食べる。


以前買った、市販のみそ味の生ラーメン。賞味期限がかなり近づいていたので、
あわててお昼ごはんに食べるコトにする。
ラーメンってすごくおいしい食べモノだと思うが、それだけで食べると、
カロリーは高いし、栄養バランスも悪そうだ。
なので、ラーメンを食べるときの最大のミッションは、
「いかに健康的においしく食べるか」。とはいえ、そんなたいそうなコトは何もなく、
「麺は半分」「野菜はたっぷり」「肉や卵でたんぱく質もしっかり」という3つだけ。
コレさえ守ればよし、としている。

半熟卵はレンジでチンするとカンタン。耐熱ボウルに水をはって卵を割り落とす。
卵黄に穴をあけ、ラップをかぶせて500wで2分加熱する。
ちゃんと穴をあけておかないと庫内で爆発して大変なコトになる。
ペーパータオルに取り出して水けをきる。

たっぷりの熱湯で麺1玉をかためにゆで、ざるに上げて流水でもみ洗いする。
こうすると麺の粉っぽさがなくなるし、保存後も使い勝手がよい(気がする)。

使わなかった半玉は、ラップで包んで冷凍庫で保存。
次に使うときは、肉、野菜と炒めて焼きラーメンにする予定。

以前作って冷凍保存したひき肉は、適量をチンした。ホールコーンも適量をチン。

鍋に添付のスープ、水、たっぷりの細切りキャベツを入れてしんなりとするまで煮る。
ゆでた麺を加えて温め、器に盛る。卵、ひき肉、コーンをのせ、
ざく切りパクチー、粗みじん切り長ねぎを添え、一味唐辛子をふって完成〜。
ボリュームはあるが、軽いのでおなかにもたれないのが好みです。

コストコのスペアリブで具だくさんサンドイッチ。

先日いただいたコストコの「骨なしスペアリブ」。
あとちょっとで賞味期限が切れるので、料理を作りたくない日曜日のお昼ごはんに
活用した。作ったのは、たっぷり野菜といっしょにボリューム満点のサンドイッチ。

使ったのはコレ。がっつりとした食べごたえがバリバリに感じられる外箱。

パッケージの表示どおりにオーブンで温める。ど迫力の肉のかたまりがど〜んと3個も。
コレだけで味見したら、めちゃめちゃ甘くて濃厚でアメリカン。

塩、こしょう、ピザ用チーズを混ぜた溶き卵をオリーブ油でふんわりと焼く。

先日サンドイッチを作ったときは、コピー用紙でぎゅっと包んだ。
「そうだ、オーブン用シートで包めばいいじゃん」と、ふと今回思い立つ。
しかし、最後の最後にコレが大失敗だったコトに気づく。


軽くトーストしたサンドイッチ用食パンにマヨネーズ、粒マスタードをぬる。
この粒マスタード、ほどよい酸味と辛みで全体をおいしくまとめる。いい仕事をします。

サラダ菜、クレソン、ピーラーにんじん、スライス玉ねぎを「これでもか」くらいに
たっぷりとのせる。あとでぎゅ〜っとつぶすので、意外と平気。

スペアリブをのせる。

焼いた卵をのせる。

またもサラダ菜、クレソン、ピーラーにんじん、スライス玉ねぎを
「これでもか」くらいにのせる。

サンドイッチ用食パンを重ねて、上から手で押さえてなじませる。

オーブン用シートでぎゅっと包み込み、マスキングテープで留める。
とやってみたたが、テープがくっつかない。セロテープで留めてもダメだった。
結局シートごと半分に切り、ばらけないように、ホチキスで留めた。
包むときはやはりコピー用紙か、ラップがよいと思います。
何だかうっすらと敗北感を覚えるので、もう一回はリベンジしたい。
作ったサンドイッチは、衝撃的なくらいにおいしかったです。
甘くて濃いスペアリブとしゃきしゃき野菜が絶妙。ハイボールといただきました。