おとなひとり暮らしのごはん。

料理本編集者とは、料理家さんのお手伝いをしながら、料理本を作るのがお仕事。おいしいモノは大好きだが、自分で作って食べるモノはいたってフツー。そんな日々なごはんを何となくアップできたら。

「冷凍お好み焼き」でおかずおつまみ。

「コロナ疲れ」がそろそろピークに達しそうだった。
そのとき偶然アップされていた「人間万事塞翁が馬」というブログの記事が目に入り、
何の気なしにクリックして読んでみた。
このことわざの意味は、人生における幸、不幸は予測しがたいモノ。
幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ変わるかはわからない。
安易に喜んだり、悲しんだりすべきはない。とあった。
そうよね〜。ここまで来たらなるようにしかならないもんね〜。
と、開き直るコトにした。苦あれば楽ありと、いうもんね。何とかなると信じよう。
と前向きに考えるコトにしたが、だからと言って料理を作る気がまったく起こらない。
そんな怠惰な気持ちのときに重宝するのが、冷凍食品。
冷凍うどんに加え、お好み焼きも常にストックしている。
いばっていうほどのコトではないが、食べ方には、若干のこだわりがある。
それだけをチンして食べても、全然おなかいっぱいにならないので、
たっぷり野菜と肉類を加えてかさ増し&栄養価をアップする。たったそれだけ。

スキレットにオリーブ油を熱し、豆もやしを入れて全体に敷く。

その上に粗みじん切りのキャベツを広げ、牛すじ煮、いか天、とろろ昆布を散らす。
焼けたときに、いか天がふやけていい味出しているし、とろろ昆布がうまみになる。
「キャベツはせん切りでなく、粗いみじん切りにすると、ふんわり焼けてウマい」と、
お好み焼き屋さんの主人が言っているのを以前テレビで観たので、
それ以来ずっと取り入れている。確かにそんな気もする。

塩、こしょうをふってお好み焼きソース少々をかける。

チンしたお好み焼きをのせる。添付のソース、おかか、青のりをかけ、
青ねぎの小口切りを散らし、一味唐辛子をふって完成〜。
スキレットで作るから最後までアツアツ〜。ハイボールといっしょにいただきました。

常備しているのが、テーブルマークの冷凍お好み焼き。うれしい298円。

いか天は、福岡に帰省したときに小倉駅で買ったコレ。ジャンクな味がウマい。

チキンフレークス→チキンと野菜のエスニックパスタ。

週末を前にしていよいよ緊急事態宣言が発令されるのでは、と少しのキョーフを感じ、
トイレットペーパーを買うコトから、きょうのミッションはスタートした。
買い占めるつもりはまったくないが、昼間、店頭に並んでいるのを見たコトがないので
なくなる前に必要量のストックを補充しておきたい。
ありがたいコトに、近所のドラッグストアがオープンする9時少し前に行けば、
ゲットするコトができる。きょうは、5分前に行ったらすでに10人ほどが並んでいた。そして無事買うコトができ、ひとつめのミッションは終了。

ふたつめのミッションは、食料品を買っておくコト。
緊急事態宣言が発令されても、スーパーマーケットなどは通常通り営業するというが、
前回の小池都知事の「ロックダウン宣言」のとき、異常なほどのパニックぶりだった。
入店制限はするし、レジに長蛇の列が並ぶし、で超大変だったので
なんとしてもそれは避けたい。なので、適量の買い物をし、肉を冷凍保存する。
肉は「ポークフレークス」と「チキンフレークス」を仕込む。
ひき肉は生のまま冷凍すると、酸化しやすいし、次に調理に使うときがメンドーなので
(あくまでも個人的な感想)炒ってよく冷まし、ジッパーつきのポリ袋に入れて保存。
使う分だけをポキッと割って使えばいいから、便利だと思う。

フッ素樹脂加工のフライパンにひき肉を入れ、水分を飛ばしながら、
ポロポロになるまで中火で炒る。脂が出てくるので、ペーパータオルで取り除く。
こうするとひき肉独特のくさみが消え、うまみがぎゅっと凝縮する。
しかも低カロリーになるのがうれしい。

3つめのミッションは、「チキンフレークス」でお昼ごはんを作るコト。
スーパーマーケットでエスニック風のユニークな麺がないかとあれこれ物色するが、
見つけるコトができず、「家にあるスパゲッティでいいか」という結論に至った。

フライパンにオリーブ油、にんにくの薄切りを入れて両面を焼き、
こんがりとしたらにんにくを取り出す。油ににんにくの香りが移って香ばしい★

フライパンを中火で熱し、玉ねぎの薄切り、エリンギの細切り、チキンフレークス、
赤唐辛子の小口切り、豆もやしを入れて炒め、塩、こしょうをふる。

ゆでたスパゲッティ、ピーラーでそぎ切りにしたにんじん、ざく切りパクチー、
マーマレード、ニョクマムを加えて手早く混ぜる。
にんにく、炒った松の実を散らし、サラダ菜とスライス玉ねぎを添えて完成〜。
スパゲッティは乾麺でたったの65g。
その分、野菜をたっぷり、肉でしっかりたんぱく質をとれるごはんです。

編集した本が、いよいよ発売されました〜。料理家の大西綾美先生の
「1時間で10品超時短つくりおき」です。西東社刊で、1200円。
充実度満載の1冊です。おうちにこもりがちな今こそ、料理で元気に!
撮影は南雲保夫氏、スタイリングは宮沢ゆかさんの鉄板チームです。

豚ロース肉の下味冷凍→萌え断サンドイッチ。

ひとりで勝手に「おうちロックダウン」しているので、外出自粛を義務づけている。
なので、料理を作ってブログに上げるのが、日々のつましい楽しみとなってしまった。
「萌え断」というフレーズが、今ひとつ古くさい気もするが、
何と名づけてよいかわからない。ので、半ば強制的に。
数年前、仕事で料理家さんのサンドイッッチの書籍本を編集したコトがあり、
当時流行っていた具だくさんのサンドイッチを思い出しながら作ってみた。

小池都知事が「ロックダウン」という言葉を口に出したとき、ビビっていろいろな肉を
味つけ冷凍しておいた。豚ロース肉は筋を切ってジッパーつきのポリ袋に入れ、
カレー粉、酒、しょうゆ、オリーブ油を加えて袋の上からもみ、冷凍保存しておいた。
きょうはそれを自然解凍してサンドイッチの具に使用。

ピンぼけですみません。フライパンに袋の調味料ごと入れ、弱めの中火で両面を焼く。
ふたをして弱火でさらに焼いて中まで火を通す。

軽くトーストしたサンドイッチ用食パンにマヨネーズ、粒マスタードを薄く塗る。

食パン1枚にたっぷりのサラダ菜をのせる。
「え〜こんなにのせて大丈夫!?」というくらい。

そぎ切りにした豚肉を少しずつずらしながらのせる。

ゆで卵の輪切りをのせる。

ピーラーでそぎ切ったにんじん、サラダ菜、玉ねぎの薄切りをのせ、食パンではさむ。
A3のコピー用紙でキャラメル包みにし、マスキングテープで留めて横半分に切る。
コピー用紙でギュ〜ッと押さえ込んで、形作るといい感じ。

先日作った「ポテトのクミンソテー」の作りおきを添えて。おなかいっぱい〜。
しかし「一世帯に布マスク2枚」って、意味がわからない。
その50億円使うのをやめて欲しい(心からの強い叫び)。