おとなひとり暮らしのごはん。

料理本編集者とは、料理家さんのお手伝いをしながら、料理本を作るのがお仕事。おいしいモノは大好きだが、自分で作って食べるモノはいたってフツー。そんな日々なごはんを何となくアップできたら。

冷凍うどん活用法 その2 牛すじ焼きカレー

昨日使った冷凍うどんの残り半玉。
折しも東京は大雪なので、外出できないし、したくない。
策を練って使いきるコトにする(そんなエラそーなミッションではない)。
昨日の段階では、シンプルに焼きうどんにする予定だったが、あまりに芸がない。
結果、このようなお酒なしでは食べたくない、
食べられないアツアツの焼きカレーとなった。
まあ、いいか、日曜日だし。ハイボールといっしょにいただきました。

レトルトカレーで最近お気に入りなのが、中村屋の花椒カレー。
洋風、インド風、エスニック風などのカレーが多いなか、
コレらとは一線を画す、中華風のカレー。花椒のスパイス入りなのも新鮮だ。
しかも、ほかのレトルトカレーは500円とか、600円とかするのに、これは300円弱と
いう価格も、うれしい。冷凍トマト、以前仕込んだ牛すじ肉も使うコトにした。

オーブンを240℃に温める。
残ったうどんはざるに上げて流水でほぐし、たっぷりのざく切りのパクチーと合わせる。
牛すじ肉×青くさいパクチーは鉄板に組み合わせ(だと思っている)。

フライパンにごま油を熱し、薄切り玉ねぎとマッシュルーム、細切りのにんじんとなすを炒める。全体に油が回ったら、塩、こしょうをふり、レトルトカレー、牛すじ肉と煮汁、ざく切りトマト、カレー粉、クミンパウダー、しょうゆを加える。
煮立ったら弱火で5分ほど煮る。

ごま油をぬったスキレットに麺を入れ、カレーソースの半量をのせて
ピザ用チーズを散らす。240℃のオーブンで10〜15分焼く。
外の雪を愛でながら、おいしくいただく。栄養バランスだっていいし、ヘルシーじゃん。
カレーソースは半分残ったので、また近日、使いきりたい。

冷凍うどん2段活用 その1 牛すじうどん

きょうのお昼ごはんは、いりこだしの牛すじ肉入りのうどん。
最大のテーマは、「市販のうどんをいかに健康的においしく食べるか」。
たどりついた結果は、「麺は半分」「野菜はたっぷり」「肉などでしっかりたんぱく質」。コレさえクリアすればよし、としている。

きょう使ったうどんはコレ。加ト吉のさぬきうどん。
冷凍庫に必ず1個はストックしている。
たったの100円でこのクオリティーはすばらしい。
しかも私は2回に分けて食べるので、かなりコスパもよいし。


麺1玉をチンしてもどし、ざるに上げて流水でもみ洗いをする。
こうするとさらに麺がぷりっとコシがよくなる(ような気がする)。
保存するのにも使い勝手がよい。

使わなかった半玉は、ラップで包んで冷蔵庫で保存する。
冷蔵庫で保存するので、一両日以内には使いきりたい。

鍋に添付のスープ、水、牛すじ、牛すじの煮汁、たっぷりと細切りのエリンギを入れて
中火にかける。煮立ったら弱火にし、2〜3分煮る。
エリンギをうどんサイズに切って、かさ増ししている。
ヘルシーだし、うまみも加わるし、充実感もあるし、お気に入り。
うどんを加えて温め、器に盛る。とろろ昆布、焼きれんこんをのせ、
青ねぎの小口切りを散らして麻辣粉をふる。

以前作って冷凍保存した牛すじ肉の煮込み。牛すじと煮汁を加えると
ぐっと奥深い味になる。コレは何にでも使えてマジで重宝します。
明日は雪だし、残りのうどんで何味の焼うどんにしようか悩む。

チキンにピリ辛中華味をつけて冷凍→ピタパンサンド。

本日の昼ごはん。あり合わせのモノ+かんたん作りおきを総動員。
チキンの中華風甘辛焼きのピタパンサンド、薬味たっぷり冷ややっこ、
にんじんの明太子炒め、れんこんのソテー。

・チキンの中華風甘辛焼きのピタパンサンド
チキンの中華風の味つけおかずは、コトあるごとに何度も作ったが、絶対失敗しないのでうれしい。

世の中の不穏な空気をヒシヒシと感じたので、鶏もも肉に下味をつけて冷凍しておいた、おろしにんにく、しょうが、オイスターソース、酒、しょうゆ、麻辣粉。
袋には記してないが、甘みにマーマレードと風味づけにごま油各少々を加えた。
そのときの気分で調味料は変わるが、いつもは五香粉で焼き豚風の味にするコトが多いが、今回は麻辣粉でキリッとした辛みにしてみた。
昨日の夜、冷蔵庫に移してゆっくりと解凍しておいた。

オーブンを200℃に温める。オーブン用シートを敷いた天板に皮めを上にしてのせ、袋に残った調味料をかける。200℃のオーブンで20分ほど焼く。

こんがりとしたら焼き上がり。以前はオーブントースターで作るコトも多かった。
オーブンよりも少し弾力のあるかために焼き上がるが、それはそれでおいしい。
軽くトーストして半分に切ったピタパンにサラダ菜とともにはさみ、玉ねぎの薄切りを添えてマヨネーズを絞る。好みで麻辣粉をふる。

コレが麻辣粉。カルディで購入したが、大きめのスーパーマーケットでも置いている。
主原料は唐辛子、山椒、食塩、しょうが。深みのある辛みとうまみが超好み。

・薬味たっぷり冷ややっこ
木綿豆腐にざく切りのパクチー、わけぎの小口切りを散らし、ごま油をかける。
ときどき、昨日作ったベーコン、じゃこ、にんにく、松の実、赤唐辛子入りの
「うまみぎっしり自家製ふりかけ」(昨日参照)をふって食べる。

・にんじんの明太子炒め
料理家の有元葉子先生のレシピで、明太子が好きなのでよく作る料理の中のひとつ。
本には、にんじん2本を細切りにして油で炒め、ほぐした辛子明太子1はら分をからめて
黒ごまをふる。とだけ、ざっくりと記載されている。
料理本編集者という職業柄、「にんじんと明太子の分量は何gじゃい〜」と思わず
毎回つっこみたくなるが、意外に不思議とおいしくできる。
大量すぎると飽きるので、にんじん1本分で作っている。
・れんこんのソテー
コレもカンタン作りおき。ちょっとだけ気持ちと時間のヨユーがあるときに、作っておく。水に5分ほどつけてアクを取り除きたいので、さっと食べたいときには作らない。
オリーブ油で両面を焼いて塩少々をふる。きんぴらもよいけれど、こうしておくと、
辛子高菜と一緒にチンしたり、ゆずこしょうマヨをからめたりできるので、このスタイルにするときが多い。


「あったかくなってきたな」と思うと食べたくなるのが、サラダ。
キンと冷えてしゃきっとした生野菜がいつでも食べられるように、
洗ってキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れて冷蔵庫で保存している。
野菜の水きりには、サラダ用スピナーが超便利。
アフタヌーンティーで1000円くらいで購入。