おとなひとり暮らしのごはん。

料理本編集者とは、料理家さんのお手伝いをしながら、料理本を作るのがお仕事。おいしいモノは大好きだが、自分で作って食べるモノはいたってフツー。そんな日々なごはんを何となくアップできたら。

牛すじ肉の煮込みを仕込む。

おつまみには、器に盛って小口切りのわけぎを散らし、粉唐辛子をかけて。

たまにしか成城石井に行かないせいか、
牛すじを売っている場面になかなか出会えなかった。
きょうは、うれしいコトに、朝いちの買い物でめでたく遭遇できた。
500g購入しても1000円ちょっとの価格。
牛肉は高価で滅多に買えないし、買いたくないけど、コレなら安心してたっぷり買える。
私は牛すじ肉を牛肉代わりに使うので、甘辛い濃い味つけでなく、
みりんで調味したすっきりとした甘み。
炒めものやチャーハン、チーズトーストの具なんかにもどんどん使う。
煮汁もラーメンやうどんに加えると、ぐっと深みがアップします。

鍋に牛すじ肉、たっぷりの水を入れて強火にかける。
沸騰したら弱火にし、2〜3分ゆでる。

ざるに上げ、流水をかける。表面のあくを取り除きながらよく洗う。

この段階で一口大に切る。意外と大事なポイントで、本やネットで調べると、
「牛すじ肉は、切ってからゆでる」と記している場合が多い。
私も以前は、手こずりながらがんばって生の牛すじ肉を切っていた。
そんなある日、ブロガーの「ゆでてから切らないと切りづらい」という記事を発見。
それ以来、ずっとこの順番。すごくスムーズに切るコトができます。

ストウブに牛すじ肉、半分に切ったにんにく、長ねぎの青い部分、
水、しょうゆ、みりん、酒、塩を入れて強めの中火にかける。

煮立ったら弱火にしてあくをすくい取る。
アルミホイルで落としぶたをしてふたを少しずらしてかけ、煮る。
この煮込み時間も毎回悩ましいが、今まではずっと1時間にしていた。
だけど、すごく新鮮な牛すじだし、ちょっと噛みごたえ欲しいし、で今回は30分に。
本でもネットでも大体1時間以上は煮るので、様子を見ながらが絶対よいと思う。

煮上がり。ふたをしてよく冷まし、味をなじませる。
このぷりっとした弾力ある歯ごたえが、個人的にはとても好み。

小分けにして冷凍。しばらく楽しめてうれしい。

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